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うつ病の『死にたい』は弱音じゃない

 私たちは普段簡単に、死にたいという言葉を使います。嫌なことがあれば「あ~死にたい」子供の間でもはやる時期がありますね。「もう死ぬから」。

 うつ病の場合(ガンなどの深刻な病気を含めます)の「死にたい」それらの意味とは違ってきます。

 まず、深刻さが違います。普段使う言葉はただの弱音や愚痴なので、大丈夫ですが、この場合は、実行する危険があります。

 もう一つこの死にたいは、弱音ではなく、闘っている死にたいであること。こう思っているとき、当事者は生きているだけで、死ぬことより辛い気持ち、または身体症状と闘っています。その位の症状なんです。症状と闘うだけでなく、死ぬこととも闘っています。自殺することが周りに迷惑をかけることも、死んでも楽にならないことも知っています。この死にたいというのは「希死念慮」という鬱、特有の症状と言った方がわかりやすいでしょうか。勝手に欲求として湧いてきます。私の場合も、腹を刺すイメージが常に湧いてきていました。実際もって踏みとどまったこともあります。それを、必死に抑えています。

 ある程度元気な今は、そんな気持ち、少しもありません。もし、周りの方で、死にたいと訴えている人がいたら、あなたのできることは、ただ、話を聞く。そばで、見守ることです。そして、よく頑張っているねと、共感してあげてください。弱音を吐いているのではないので、決して、「弱音を吐くな」とか「情けない」とは言わないでください。

 冷たい言い方になりますが、周囲の人ができるのはそこぐらいだと思います。それ以上すれば、介護者が鬱になりかねません。助けたいという気持ちは痛いほどわかります。

 私の場合も、実行するときは自分でも突然です。ましてや周囲の人はほとんど止める隙はありません。夜、ずっと起きているわけにもいきません。そういう時は、うちの家内の

面倒見られないから入院しろ

が、大正解だと思います。参考になれば幸いです。

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