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アダルトチルドレン飲酒が与える子供への影響(自分の経験)

なぜ自分の過去を書くか。理由はただ一つです。
『アルコール依存症の大人が与える子供への影響を知ってもらいたい』からです。

 私の父親は、国家公務員です。周囲にはまともに見えます。もちろん、人間性も否定も肯定もしません。一般の人間と思ってもらっていいと思います。しかし、残念ながらアルコール依存症でした。先に記載しておきますが、父もアルコール依存症の犠牲者。私はそう理解しています。そしてそれは、小学校1年生のころからそう思っていました。なぜ、そんなに幼少のころから理解できたのか、それは、はっきりとアルコールが入っているときと入っていないときの人格が違っているからです。そして、アルコールが入っていないときの父にはそんなに嫌悪感を持っていませんでした。

 私の記憶にあるのは保育園の時からです。保育園に父が迎えに来ると、私は落ち込んでいました。迎えの時にはいつも父じゃないことを願っていました。帰るとそのころから、暴力があったからです。

 父と母の口論喧嘩も耐えませんでした。包丁を持って父を追い回す母。泣く自分と弟。私は弟だけは守ろうと思っていました。父は、家にいる時ほとんどすぐに酒を飲みます。また、朝帰りも多かったです。父のアル中は小学校の友達にも有名でした。午前中グランドなどで友達と遊んでいると、フラフラになった父が歩いているのですから、心配なんて一切しませんでした。ただただ、恥ずかしかったのを覚えています。夜中に寝ていると、起こされて殴られることのしばしばありました。もちろん傷もでき、大人に聞かれますが言えません。父が捕まっては困る。そう思っていました。また、信頼している祖母や親戚などにも一切言いませんでした。心配かけたくなかった。ただじっと我慢していました。

 ただ、何もせずにいたわけではありません。しっかり、気持ちを伝えたり。酒を隠す。いろいろ試しましたがダメでした。

 高校位になると、私もやられるばかりではありませんでした。一度膝蹴りが当たり、父の肋骨にひびが入ったことがあります。罪悪感はありませんでした。それよりも、酒をやめさせて兄弟に同じ思いをさせたくないそんな思いでいっぱいでした。

 その間何がつらいかというと、アルコール中毒の親による辛さを誰にも理解してもらえないことです。一見普通にしていますし、アルコールなんてみんな飲んで酔っ払うからで終わります。
大人になっても親戚からは言われます。お前なんで助けてやらないんだと。どれだけ死力を尽くしてきたか。。。

 高校を卒業し社会人になり、本当に幸せでした。離れることの大切さは今でも思います。

 その後、父は、アルコール依存症で入院し、一時期克服します。その時の家族会があって、私も参加しましたが、他の家族も同じ経験をしていて号泣しました。

 ただし、また断酒に失敗し母も離婚を決意しました。

 今は本当に幸せそうです。

 一つ私はそんな父でも父であることは変わらないと思っています。今でも連絡を取って面倒を見ています。

 そして、そんな中でも、小学生のころから『俺はこんな大人にならない、そして、心は負けない』と思って生きてきました。そして負けていない気でいました。

 しかし、今になって間違いなくACの症状は出ています。検査項目で言えば、すべて当てはまります。

なぜ苦労してきた自分が、大人になっても苦しむのか。それがACの怖さです。

アルコールはみんながたしなめることです。しかし、間違った飲み方により子供に与える影響は絶大で深刻な問題になることをお伝えさせてもらいます。

 最後に、お酒を飲むことをやめてほしいわけではありません。あくまで、適度に楽しく飲んでいただくとありがたいと思います。

 そして意外かもしれませんが、強がりではなく今も昔も父がアルコール依存でよかったと受け止めています。子供のころは、こういう風になってはいけないと周りを理解できる自分に感謝し、今は、父のあの姿がなければ私がああなっていたと思うからです。しょせん蛙の子は蛙。父にはいろんな意味でも感謝しています。

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