自分を『労う』事の大切さ
褒め療法
実践している人も多いのではないでしょうか?
自分や他人を褒める事は、前向きな気持ちになりやすいため効果は大きいですよね
多くの人は基本的にネガティブな感情の方が大きいと言われています
そして、この世の中。自分が努力しようが何をしようがネガティブな事は多くあります。
思考や行動で変える事はできてもそれには限度があるものです。
褒め療法の最大の弱点は事実と異なった事を褒める事で、間違いを肯定すらしてしまうことにあります。
それは自分を守る事には大切ですが、内容によっては、許されない事をも許せてしまう現実逃避に近い行動になってしまう事がある。そして、自分自身それを気がついていると心は葛藤を生みます。
私自身、出来るだけ褒めるようにはしますが、どうしてもその部分が引っかかる時が多くあります。
『労う』
その言葉と出会い、褒めるでは補えない事柄にも対応できる事が増えました
褒めると違い労うは何となく慰めに近い感じがあり、敬遠しがちでした。
労うとは、努力に感謝するという意味と書いてあります。
これは、褒めるとは違い、その努力に対する事なので事実に対してする行動です。
例えば、ミスをして怒られた。
そんな自分を『よく耐えた、偉い』と褒めても、筋違いだと感じますが、『ミスをして怒られた。しかし、それに耐えた』その事を労う事で反省も、そして前を向く力にもなります。
以前、介護士は天職だと感じて働いていました。しかし、ある時(誰でも出来る仕事なんだ、給料が安いのは当たり前なのか)なんていう感情が芽生え、虚無感に駆られた事があります。
苦労してきた分、そう言った事は大きく反動するようです。
いくら褒めても褒められても心に響く事はありませんでした。
あの時必要だったのは『労う』事だったと思います。
『介護職は、辛い。それでも、働いてくれた自分に感謝』
少なくとも、その事を前向きに捉え、今の仕事ではきちんと『労う』ようにします。
とりあえず…
仕事お疲れ様。頑張った自分に感謝。今はゆっくり休もうね
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